国家安全法、導入へ
こんにちは。てつろうです。
中国の全人代で導入されることが決まった国家安全法について今回は書きたいと思います。香港で反政府的な動きを取り締まるという国家安全法とはどのようなものなのでしょうか?
それではいってみましょう!
contents
1 国家安全法とは
2 導入されるとどうなるのか3 香港の反応
1 国家安全法とは
国家安全法の正式名称は「香港国家安全法」といい、主に香港の反体制活動を禁止することを目的に制定されました。
僕も知らなかったのですが、習近平政権はこれまでにも香港側に国家安全法制の制定を催促していたらしいです。しかし、林鄭長官の手腕では実現は難しいとみて、ついに今回、全人代において、中国側による立法化方針採択、という強硬手段をとりました。この採択の背景には米国からの圧力の高まりがあるようです。
2 導入されるとどうなるのか
皆さんは一国二制度という制度をご存じでしょうか?
1997年に香港が英国から中国に返還される際、50年間は資本主義を採用し、社会主義の中国と異なる制度を維持することが約束されました。それから今日に至るまで、香港には「高度な自治」が認められ、言論・報道・出版の自由、集会やデモの自由などが保障されたていました。
しかし、今回の国家安全法が導入されることでこの一国二制度が崩壊されるのではないかとして懸念の声が高まっているようです。
3 香港の反応
国家安全法の導入により、独立を願う香港では怒りの声が上がっています。
新型コロナウイルスのためでもあり、前回のデモほど大きくはなりませんでした。分散したデモは警告のため催涙弾などを使った警官隊にすぐに取り囲まれたようです。香港当局は27日、大規模集会を防止するため300人余りを逮捕しました。
デモだけではなくインターネットにも怒りの声が寄せられており、Twitterなどでの政治的批判には規制がかけれられたようです。
僕個人的には今回の報道には少し驚きました。国家安全法について詳しく学んでいたわけではありませんでしたが、少し無理やりというか、強引に導入を決定してしまうのはどうかなと思っています。皆さんはどのような意見ですか?
さて、今回は以上になります。最後まで読んでくれてありがとうございました!
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